Profile
1992年、山形県生まれ。東京都八王子市育ち。
東京都立芸術高等学校音楽科卒業。
上野学園大学音楽学部音楽学科演奏家コース及び同大学音楽専攻科に特待生として在籍し、首席で卒業。
2015年渡仏。パリ・エコール・ノルマル音楽院の授業料全額免除奨学生として在籍し、ディプロムを取得。
2019年、パリ・スコラ・カントルム音楽院のコンサーティスト課程を、審査員満場一致の最高評価で首席修了。
同年秋より拠点を日本に移す。
第12回ショパン国際ピアノコンクール in ASIA コンチェルトC部門アジア大会銅賞、第9回東京音楽コンクール第2位、第2回フランスピアノコンクール第1位、第20回ジャン・フランセ国際音楽コンクールファイナリスト、第49回クロード・カーン国際ピアノコンクール第3位など。
これまでに、川瀬賢太郎指揮・東京交響楽団、下野竜也指揮・上野学園大学管弦楽団などと共演。
東京文化会館でのソロリサイタルや岩崎ミュージアム・山手ゲーテ座など、多数のコンサートに出演。室内楽にも積極的に取り組んでいる。日本、フランス、ドイツ、イタリアなど、国内外で演奏を重ねている。
また、パリ市内で行われた若手指揮者のためのマスタークラスにおいて、公式ソリストを務めた。
これまでに、ピアノを鈴木美紀、中島純子、松本明、宮本玲奈、川田健太郎の各氏に、室内楽を原田禎夫、松本健司、下野竜也、矢部達哉、今井信子、シャンタル・ド・ビュッシーの各氏に、伴奏法を佐藤美枝子、手嶋眞佐子の各氏に、ソルフェージュを歳森今日子氏に師事。
長きにわたり、横山幸雄、オリヴィエ・ギャルドン、島田彩乃、大西真由子の各氏に師事。
レパートリーはバロックから現代音楽の新作初演まで。
ドビュッシーやラヴェル、プーランク、サティ、ジャン=フランセ、メシアンなどのフランス近代音楽に特に力を注ぎ、それと関わりの強いフレンチ・バロックや、ファリャ、バレエ・リュスにまつわる近代音楽、その周辺文化全般を交えた取り組みを展開している。
バッハ、ベートーヴェン、シューベルト、ショパン、シューマン、プロコフィエフ、ラフマニノフなども重要なレパートリーである。
演奏活動の傍ら、教育活動(個人音楽教室主宰・インターナショナル音楽教室講師)やコンクールの審査員を務めるなど、後進の育成とクラシック音楽の普及にも尽力している。