Profile

ピアニスト、音楽評論家。

 

パリ・エコール・ノルマル音楽院の最高高等演奏課程に授業料全額免除奨学生として在籍し、ディプロムを取得。

パリ・スコラ・カントルム音楽院ヴィルトゥオーゾ課程及びコンサーティスト課程を、審査員満場一致の最高評価で首席修了。

 

2022年9月28日、レコード会社ティートックレコーズよりCD「Parfum」全国リリース、メジャーデビュー。ヴァンサン・ダンディの『山の詩』の日本初収録となり、同年11月に東京公演にて日本初演を収めた。芸術現代社の専門誌「音楽現代」推薦盤、音楽之友社の月刊誌「stereo」特選盤。

 

第12回ショパン国際ピアノコンクール in ASIA コンチェルトC部門アジア大会銅賞、第9回東京音楽コンクール第2位、第2回フランスピアノコンクール第1位、第20回ジャン・フランセ国際音楽コンクールファイナリスト、第49回クロード・カーン国際ピアノコンクール第3位など。

 

これまでに、下野竜也氏や川瀬賢太郎氏の指揮のもと東京交響楽団などと共演。

東京文化会館や岩崎ミュージアム・山手ゲーテ座、渋谷美竹サロン(シリーズ『メシアン音楽の神秘』)主催公演等を始めとし、多数のリサイタルやワークショップ・コンサートに出演。皇居での御前演奏や、フランス「世界文化遺産の日」記念イベントでの演奏、パリ市内で行われた「若手指揮者のためのマスタークラス」公式ソリストを務めた。

 

横山幸雄、オリヴィエ・ギャルドン、島田彩乃、大西真由子の各氏に師事。

 

レパートリーはバロックから現代音楽の新作初演まで。

とくにフランス近現代音楽を中心に、音楽サロン文化や周辺の芸術文化全般を交えた取り組みを展開している。

2023年、第10回「柴田南雄音楽評論賞」奨励賞受賞。

 

演奏・執筆活動の傍ら、教育活動(個人音楽教室主宰・インターナショナル音楽教室講師等)も行っている。

 

2024年5月より、八王子市学園都市文化ふれあい財団「ラ♪ラ♪ラMAGAZINE」にて連載『フランス音楽を纏う』を執筆中。同年7月、朝日新聞にて評壇デビュー(7/4夕刊3面演奏会評/チョン・ミョンフン×東京フィルハーモニー交響楽団のオリヴィエ・メシアン「トゥランガリーラ交響曲」)。

 

🎨演奏会シリーズ🎨

「メシアン音楽の神秘」2022年より渋谷美竹サロン主催(2024年《幼子イエスに注ぐ20のまなざし》全曲等)

「抽象と色彩のコンポジション」2023年より大久保音楽事務所主催(シェーンベルクとカンディンスキーの色彩に焦点をあてたプログラム)

「サティなソワレ」2025年よりヤマハ銀座店主催スタート